せめて心の温まる料理を・・・

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せめて心の温まる料理を・・・

地震が起きて10日が過ぎました。
また、その後も各地で震度5以上の地震が起こっています。

被災された方へ本当に、心よりお見舞いを申し上げます。
そして、亡くなられてしまった方に、そして、そのご家族に精一杯の気持ちを込めてお悔やみを申し上げます。

どれだけ怖かったのでしょうか。
後ほど紹介する文章を読んで、また、ニュースを見るたびに涙がでます。

そして、福島の原子力発電所で命をかけて戦ってくれている方々に感謝をしております。
私は福島より200キロ離れた東京にいますが、今もある余震で揺れるたびに今回の地震が大きかったことを実感させられます。

阪神大震災を経験した方がこんなことを言っていました。

「16年前、
私が関西で震災に遭った時のことを思い出します。

最初は命の危険を感じるほどの、
凄まじい揺れ。
その後に、食糧の確保と、
ライフラインの切れた、長い夜がやってくる。

でも、人間って、
不思議なことに、慣れるんです。

電車が全く破壊されているため、
バスを乗り継ぎながら、毎日移動する・・・。

その不便な状況の中、
いろんな工夫や知恵が出て来て、
いつの間にか、暮らしが楽になってくる・・・。」

こうなることを信じたいと思います。
今は、ガソリン不足の影響か物資はあるのに、肝心の必要としている方に届かないということがあるそうです。ですので、食べ物が口に入るだけで幸せなときかもしれないですね。

この10日間、レシピを更新することはできませんでした。
今、私にできることは、、これ以上の被害がないこと、少しでも早い復興、これを祈ること。
また、少しでも寄付をすること。
そして、、、、、このブログは料理ブログです。現地の方は読めないかもしれません。
ですが、せめて心が温まる料理をと、復興が進み、読めるようになったときにでも伝わるように、想いをこめて書き始めたいと思います。

最後に主人に勧められて、下記のコラムにであいました。
3月17日の時点でのコラムです。
よろしければ読んでみてください。
出展元http://www.faith-h.net/tabid/84/EntryID/50172/Default.aspx

自衛隊員の皆さんへの深い感謝の気持ち

どうしても書かずにはいられない。

自らのすべてを投げ打って人命救助と復興支援に奔走する自衛隊の皆さんに対
する深い感謝と敬意の気持ちを伝えずにはいられない。

昨日のコラムで「正々堂々と胸を張って仕事をしよう」と書いた。
その手前、震災関連のコラムは書くまい、と決めていた。しかし、許してほし
い。どうしても書かずにいられないのだ。

以下は主にインターネットを通じて入手したニュースやツイッター、ブログな
どをソースとした情報だ。

そのため、若干の正確さに欠けるかもしれない。しかし、たとえそれを差し引
いて考えたとして、おそらく僕の気持ちに何一つ変化はないだろう。

深く頭を垂れ彼らに感謝し、心から敬意を表したい。

●自衛隊員は、災害支援を最優先とし、たとえ自分の家族が行方不明であった
 としても、他人の救出を続けている。

●自衛隊員は、被災者の方に対して温かい食事を炊きだしで提供する時も絶対
 にそれに口をつけない。そして自らは冷たい缶詰の米を食べる。

●自衛隊員は、被災者の方に対して温かい風呂を用意する時も絶対に自らが入
 ることはない。そして氷点下の雪の下で水のシャワーを少しずつ浴びている。

●人を殺した数よりも助けた数が多い軍隊は世界中で自衛隊のみ。現時点で既
 に1万人を救出している。

●24時間交代で休憩3時間。

●ぜんぜん眠っていないであろう旦那に、「大丈夫?無理しないで。」とメー
 ルしたら、「自衛隊なめんなよ。今無理しないでいつ無理するんだ?言葉に
 気をつけろ」

●自衛隊の友人より「少し歩く度に死体ばかり。一人ずつ生存確認をしていく。
 サイレンが鳴り響く中、上官から言われたのは『一斉に救助者がすがり付い
 来ても絶対に笑顔を絶やすな。絶対に泣くな』

 泥だらけの救助者達が力の入らない手で俺の手を握り「ありがとう」と言わ
 れる度に涙を堪えるので精一杯」

●災害支援で現地に行っている、自衛隊員の友人からのメール。

 『子供の遺体を収容した幼稚園くらい。兄弟だろうか、抱き合ったまま、亡
  くなっていた。子持ちの仲間は、肩を震わせていた。でも、俺たちは泣く
  ことはできない。この町が復興するまで、俺たちの涙なんか意味がないか
  ら』

ここまで書いてあることに気づいた。

「正々堂々と胸を張って仕事をしよう」

昨日、そうコラムに書いたから、震災関連のことを書くのはよそう、と考えて
いた。しかし、それは浅はかな考えだった。

上記のような自衛隊の方々の献身ぶりを知ることこそが、最高の仕事の教科書
になるのではないか。これこそがプロフェッショナル。これこそが仕事の素晴
らしさではないか。そう思ったのだ。

最後に、かつて、防衛大学第1回の卒業式にて、当時の内閣総理大臣であった
吉田茂の言葉を記して本コラムを終わりにしたい。くどいようであるが、命を
賭けて、すべてを犠牲にして、人命救助と復興支援に奔走する自衛隊員の皆さ
ん、そして、警察、消防、東京電力社員他、すべての方々に心からの感謝の気
持ちと深い敬意を表したいと思う。

昭和32年2月  防衛大学第1回卒業式にて

君たちは自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく
自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。ご苦労だと思う。

しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、
外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか
国民が困窮し、国家が混乱に直面している時だけなのだ。

言葉を換えれば、君たちが日陰者である時のほうが
国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。

内閣総理大臣 吉田茂

明日からレシピを更新します。

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  1. map より:

    はじめまして。
    ダシダが無くなったので通販で買おうとして、ヘチャンドル味噌という知らない調味料がセットになっていたので、レシピを探していてこちらに辿り着きました。

    次男が生まれたばかりで買い物には不便な生活をしていますが、ダシダが無くなればネットで買い物が出来る恵まれた生活の中で、震災や原発事故をTVで見て、心を痛めては気をもむだけの毎日です。

    そんな中、こちらの自衛隊のコラム記事を拝見しました。
    読んでいる途中から自然と涙が出てきました。
    良くも悪くも日本の報道は報道規制があって、重傷者ましてや遺体を映すことはありません。
    もしかして今まではどこかフィクションのような気持ちがあったかもしれないと自分が恥ずかしくなりました。

    そして、自衛官たちが、大変な思いを抱えて現場で救出活動をしていること知って、涙が止まらなくなりました。

    ずっと昔ですが、私の兄が入隊した頃、基地の外へ出る時には制服着用が義務だと言っていました。
    でも、自衛官だとわかると地元の人に石を投げられかねないから出かけたくない、とも。

    その時に私は、「それは気の毒だけど、みんなの税金でいい給料もらって、衣食住の面倒まで見てもらって、どんなことも一般人より優遇されてるんだから、我慢しやぁ~」と言ったのを覚えています。
    どの店でもいやな顔をされていたあの頃は、日本が平和だったんですね。

    その後に、海外派遣をされるようになったり、災害救助に出動したりと活躍を目にする機会は増えたと思います。

    でも、今日はじめて、自衛官の人たちが私には想像もできない大変な思いをしているんだと感じました。
    平和な時は非難され、有事の時は自らの危機や家族を差し置いて対象に向かわなければならない。そして有事の時の為に日々の訓練や規律に真摯に取り組む。そんな自衛官たちを誇りに思います。

    長文失礼いたしました。

    • ヨンジョン@韓国料理店に負けないレシピ より:

      mapさんへ。
      こんにちは。
      同じ気持ちです。日本の国民はみんな一緒に気持ちになっています。
      こんなに協力して一つになって、痛みを一緒に感じることも乗り越える力をお互いに送ることも
      今の日本の力です。
      この日本に来て子供を産んで日本の家族を授かったこととてもとても誇りとして思っています。
      私も書きながらも涙がこぼれてパソコンの画面が見えなくて何回か書くのを休みながら書きました。
      「真味」愛してくれる皆さんに伝えたい気持ちがいっぱいで、もう一回皆がこれを読んで力を合わせて
      自分が出来ることを考える。協力することをお願いしたい気持ちでした。
      今回自衛隊、消防隊、東京電力の社員の方々、外国から派遣された方々など深く感謝をして
      この感謝の気持ちを忘れないといけないと思ってます。
      日本の国、国民の安全のために、また今の東北の方々の力になってくれる皆さんに深く感謝したいです。

      この自衛隊の記事は韓国語で翻訳して韓国の家族や友人にも送りました。
      世界に知らせたい気持ちでしたね。
      またゼロから始める方々にまず元気な人からもう悲しまないで元気を出すことも大事だと思います。
      日本は大丈夫です。その気持ちが大事だと思います。
      ごちらこそ長いメールすみません。
      また遊びに来てください。ありがとうございます。


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